ノネナールはこうやって作られるのだ [豆知識]
結論から申し上げますと、年をとると加齢臭が発生するメカニズムは・・・
- 年をとるごとに、皮脂の中の脂肪酸が増える(=これは老化の一種)
- 脂肪酸が紫外線などを浴びて、酸化する
- 脂肪酸が活性酸素により過酸化する
- 過酸化した脂質が皮脂腺の中の脂肪酸と結びつく
- そしてノネナールが出来上がる
・・・と、まるで、高校の化学の授業を受けているような感じですね(笑)
よく、加齢臭を「オヤジ臭」と言うことがありますが、
年をとればノネナールが出来やすくなる理由は、
上の流れから、何となくお分かり頂けるのではないでしょうか?
何事もそうですが、諸悪の根源を突き止め、それを除去することが大事。
ピンときましたでしょうか?
そうです。
加齢臭対策は、ノネナールを作らないことなのです!
では、ノネナールを作らないためには・・・?
ノネナールの元となる、皮脂をきれいサッパリ取り除くこと、
そして、臭いの原因をしっかりおさえる(=除菌する)ことが重要なのです!!
ノネナールが、加齢臭の「悪の根源」なのだ! [豆知識]
加齢臭についていろいろ調べてみると、
必ず目にするのが「ノネナール」というカタカナですね。
それもそのはず。
加齢臭の臭いの元になっているのは、この「ノネナール」というニオイ成分だからです。
ところで、「ノネナール」とは何者?
私も誤解していたのですが、加齢に伴い、「ノネナール」が増えるから
加齢臭というものが発生する・・・というのは、
半分正解であり、半分間違い。
というのも、ノネナールは、体から直接分泌される物質ではないからです。
・・・じゃあ、どういうこと?
実はこの「ノネナール」、肌で化学反応を起こして作られるものなんです。
酸素と水素が結びついて、水ができるみたいに(笑)
そんな単純な話ではないですけどね。
・・・ということは、「ノネナール」が出来ないようにすれば、
加齢臭の悩みを解消できるということですね。
では、具体的にどうすればよいでしょうか?
これって、加齢臭? [豆知識]
そもそも、加齢臭は、なかなか自分自身で気付くことができないもの。
自分のにおいは、一番落ち着くにおいですからね(笑)
お布団に入ると、とても落ち着きますよね?
お布団には、自分の匂いが染み付いているからです。
こんな経験はありませんか?
- 旦那さんと同じ部屋に寝ると、臭いがきつくて眠れない
- ご主人の寝室に入ると、ひどい臭いが充満している
- 会社の上司・同僚に近づくと、耐えられない臭いが・・・
これらは、「加齢臭」が原因である可能性が高いです。
加齢臭は、年をとればとるほど、発生しやすくなるもの。
上で述べた通り、人間は自分自身のにおいを不快とは思わないので、
本人が気付かないうちに、周りの人を不快にしていることがあるということです。
- 最近、会社の同僚が近付かなくなった
- 家族が別の部屋で寝るようになった
- 自分と家族で、洗濯物を分けて洗っているのを見てしまった
もしこんなことがあったら、
自分自身が「加齢臭」を発しているのでは?
と疑ってみましょう。
そして、対策をしてみましょう。
加齢臭の原因と対策については、このブログで解説していますので、
参考にして頂けると幸いです。